ホーム > 学園生活 > 維新伝心 ~校長室より~

2016年7月 維新伝心 ~校長室より~

青春の痛手

2016年07月23日

学問のあり方について、この頃よく考えます。
私は、学問が嫌いではないにもかかわらず、中学の三年の頃から高校にかけて勉強から逃げ回っていたように思います。
その訳が今頃になって明らかになってきました。
いろんな教科で知識を学ぶ。当然、自分の興味をひく内容もあれば、そうでない内容もあります。それを満遍なく学習することに、しかも、記憶を強いられることに堪えられなかったように思います。
高校入試、大学入試が学問の終着駅のように思えたことが、私を勉強から遠ざけた最大の理由ではなかったかと思っています。
学問という真理の森にあこがれていた私に入試科目・入試問題、合格点という即物的なものを突き付けられた時の興醒めは確かに私の青春の痛手となったことは間違いありません。
しかし、この痛手は私の人生の中で色んな貴重なものを運んでくれる大きな大きな財産となりました。