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2016年1月 維新伝心 ~校長室より~

“めでたさも 中位なり おらが春”
小林一茶の句です。
実生活では、苦境の連続だった一茶の束の間の平安を詠んだ句でしょうが、
「中位なり」とごく当たり前の正月に、「めでたさ」を見つけ出すほど、苦労の人生を感じさせられると同時に、
この当たり前に不平不満を抱きながら生きている自分自身への警鐘のようにも思えます。
いろんな集会の時、私は生徒達に、
若い時の苦労は、生きるエネルギーになっているから・・・と言っても、
コンビニに売っていないので目の前に遭遇したら、ラッキーと思って
その苦労を勇んでしなさい と言っている。
ストレスは悪いという観念があるけど、まんざら悪いものでもなさそうです。
いつだったか、マンガの主題歌のフレーズに
“強い奴ほど笑顔はやさしい”というのがあった。
たぶん強い奴は、しっかり苦難を乗り越え、その分だけやさしくなってるんだと思う。
きっとそうだ。